調べたら詐欺・悪徳畳店の被害投稿がゴッソリ出てきました。

調べたら詐欺・悪徳畳店の被害投稿がゴッソリ出てきました。

本サイトでは、近年増えている畳の張替えなどを依頼し悪徳業者詐欺業者にひっかかってしまう被害があると知り、実際のところはどうなのだろうと各地域などの畳店を調べてみた結果を各ページに掲載しています。

 

悪徳畳業者イメージ画像

 

現状ではまだ狭い範囲の調査のみ終了している状態ですが、正直悪徳店と思われる特定の畳店は極々少数でありほとんどの畳店さんは真面目に真っ当にご商売をなさっているという印象が有ります。

 

そこで「本当に悪徳畳店被害者は多数存在するのだろうか?」という疑問が生まれ、初心に帰り実際に被害にあったと思われる方々のネット上の書き込みやブログ・SNS投稿などを調査してみた結果、予想以上にゴッソリと出てきましたのでその中の一部を皆さんが被害者にならない為の参考事例として紹介しておきたいと思います。

 

 

1畳2500円に惹かれて見積もり取ったら高額見積もり

 

1畳2500円に惹かれて見積もりしてもらったら別の高い畳の新調を勧められてなんだかんだで高額見積もりに。
一緒に見積もりをお願いした襖の張替えのほうは悪い値段ではなかったので襖の張替えだけ依頼しようとしたら担当者の対応が最悪に…。


 

これは、有名な質問サイトに投稿されていたもので回答者さん達の丁寧な回答などによって心変わりしたようで実際には依頼はせずに実害はなかったようですが典型的な悪徳畳店の手口でしたので紹介します。

 

その他のページでも散々書いていますが

 

  • 先着〇〇名一畳1,000円〜
  • 驚愕の激安価格一畳1800円〜
  • 今だけ!一畳2480円キャンペーン

 

などという謳い文句は、チラシでもネット広告でもお客に問い合わせをさせるための釣り文句でしかありません。

 

実際には「先着数に達した」「一番安いのはやめといたほうが良い」「キャンペーンは終わりました」などといってその値段では取り合ってもらえないことなんてこともあるようです。

 

この質問者さんの場合は、畳の依頼を断り安価な襖の張替えだけ頼もうとしたら営業の者が態度を豹変させ対応は最悪になったという事です。

 

安さを誇張する業者は十分に警戒しておいたほうが良いでしょう。

 

 

1畳2000円〜に釣られて見積もり取ったら10万オーバー

 

1畳2000円〜という非常に安い広告サイトを見つけて早速見積もりをお願いしたら「職人技が必要」等々理由を付けられて約10万円の見積額になりました。
流石に高すぎると思い近所の畳屋さんに頼みました。


 

コチラも某有名質問サイトに等越されていたものですが、この方も危うく被害にあうところだったようです。

 

相場の安い畳であったとしても、トリマツ畳という非常に安い賃貸住宅などに使われる持ちが悪い畳でも1畳当たり2980円(税込み)くらいが安値域になると思います。

 

何度も言いますが、安値ばかりを前面に出す畳広告サイトやチラシは悪徳店の広告だと警戒したほうが良いです。

 

 

現役畳店の告白!激安畳店の酷い仕事っぷり

 

お客さんから「前回チラシの安いところに頼んだけど今回は地元のところでお願いします」と依頼していただいて畳を見てみたところビックリ!
本来するべき畳床の調整をしていないばかりか、切ってはいけない糸までズタズタ!
しっかりと直してから納品しました。


 

これは、ある畳屋さんのブログにかかれていた内容です。

 

本来はこういうしっかりとした職人さんに畳の張替えなどはお願いすべきなんでしょうが、このお客さんは安さを謳うチラシ畳業者に頼んでしまったようですね。

 

しかもボッタクルのみならず畳自体の貼り付けもずさんな様子でこれを悪徳といわずしてなんと言えばいいのか…。

 

コチラの畳屋さんも指摘していましたが、ゲキ安広告で客を釣る悪徳畳店は持ち帰った畳を腕や知識の無い人件費の安いアルバイトなどに張り替えさせて手間賃を間引いて利益をむさぼる傾向があるようです。

 

訪問悪徳畳業者!チラシ・サイト広告だけではない!

 

実家に悪徳畳業者が来たようです。
通報してお帰り頂きました。


 

これはSNSで見た悪徳畳店情報ですが、チラシやネット広告で激安などと客を釣るだけだと思っていましたが訪問営業を行っている悪徳畳店までいるようです。

 

正直まさかそこまでと思い少し調べてみましたら、各県などの畳協同組合のホームページにも同様の注意艦喚起を行う掲載がありました。

 

主に都市部よりも大きな日本家屋が多い地方部に多いようですので注意したいところです。

 

 

畳協同組合が啓発していた悪徳畳店12の特徴とは?

悪徳業者のイメージ画像
少し長くなってきてしまいましたので、最後に畳協同組合が啓発していた悪徳広告の事例を紹介して終了としたいと思います。

 

畳協同組合が例示していた悪徳畳店の特徴

  1. サイトやチラシ広告に実店舗の記載が無い
  2. 見積もり時サンプル品の例示が無い
  3. 国産品・外国産品以外の区別があいまい
  4. 遠方から出張してくる
  5. 今なら安くするなど決断を急かせる
  6. 畳製作技能士(国家資格)の説明が出来ない
  7. 「今現金で」など急いで集金しようとする
  8. 畳の隙間や段差の手直しをしない
  9. 高い畳補修をやたら勧めてくる
  10. 創業してからの日が浅い
  11. 限定やキャンペーンの内容が曖昧
  12. 強引に成約にもっていこうとする

等となっています。
少しわかりにくい部分もありますが概ね私も同じような部分に気を付けるべきかと思います。

 

よくわからない、具体的にどこに注意すればいいのか不安という場合は

 

  • 畳製作技能士(国家資格)を持っているか?(6)
  • 広告サイトにどんな業者が来るか明記しているか?(1)
  • 見積もり時サンプル品の例示があるか?(2)

 

を重点的に見ていればよいと思います。
そして「安いですよ!」アピールをしている広告にはチラシでもネット広告サイトでも近寄らないに越したことはありません

 

 

地元の真面目な畳屋さんを探すには?

国家資格畳店画像
最後に、ご自身の地元の真面目に営業なさっている畳屋さんを簡単に探す方法をサクッと書いて終わります。

 

その方法は非常に単純で、過去の利用者の口コミを参考に畳屋さんを検索できるポータルサイトを利用すればいいのです。

 

 

具体的な方法は上のリンク先のページで解説していますので詳細は割愛しますが、当サイトでお勧めしているポータルサイトには畳製作技能士1級(取得に実務7年かかる国家資格)を取得している畳屋さんも多く登録している信頼できるサイトです。

 

地元の方の紹介などが望めない場合など利用してみるとよいと思います。